【書籍の紹介】
『陰陽師』を知るということは、森羅万象と陰陽師のルーツ。
そして、陰陽師(道)が天理を知る者であるということ抜きには語れない。
人間の生と死は輪廻であるが、陰陽道はこの永遠のテーマにメスを入れた
ものである。
歴史の裏を知らずして現在の時事においても、ルーツにしても、はたまた
生命や宇宙に至る不思議といわれるすべてにおいて陰陽道が通じている。
そして、再生(さいせい)が黄泉の国からの起点とした時、古事記のいう
神代(かみよ)の話と日本書紀のいう話はある出来事を境にした教えなの
であるが、この境の出来事が日本の歴史においては実在せず、隣の
朝鮮半島の大乱をパクって、捏造したものであることを殆どの日本人は
知らないのが現実である。
時間差が陰陽であるということにも少なからず関係があるが、易学において
艮(ごん)と坤(こん)は片や丑寅(NE)の対角線/未申(SW)にあり、
どちらも「コン」と読み、人間の魂(たましい)も「コン」と呼ぶのは、
陰極まるは陽に繋がる継ぎ目の部分の丑寅(うしとら)に鬼が住む、すなわち
そこには侵(おか)してはならない聖域をいうのである。
しかし、このことについても多くの者が誤解した解釈をして来たのは、
理解出来ない人間の智恵が至らなかったためである。
隋の時代において蕭吉(しょうきつ)は、太府少卿となった人物であるが、
彼は陰陽五行の算(さん)を詳しく行ったため、煬帝(ようだい)のお気に
入りであった。
しかし、陰陽師であっただけに陽帝が天下を取ると毒(どく)を賜ったのだ。
五行の詳細を知る文献はこの時代の宝となり、彼は秦(しん)の時代からの
1000年の文献を集め、一冊にまとめあげている。
このまとめあげた百科事典のような書も、始皇帝の焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)
があっただけに、どこまでが正しいのかと疑ってしまう部分もあるのだが、
徐福道士(秦始皇帝時代)が日本に来て、その秘伝書を末裔に残したことに
おいても今一度関心があるところだ。
『だが私の知るかぎり、真の六壬を扱える者を見たことがない。』
なぜなら、私も長年研究をして来たが、今現存する六壬(陰陽術)が誤りである
ことを実践を通して学んだからだ。
そして、その奥義を発見するまでには多岐にも渡る長き時間を費やした。
平安京は秦河勝(はたのかわかつ)が考えたものであり、比叡山からの艮(ごん)/
坤(こん)ラインに直覚に伸びた方位は、京の都から巽(たつみ)という地に新風が
吹き込むことを教えている。
鬼とは頭に二本の角がある者で、この姿をした神茶(しんと)と鬱塁(うつるい)は、
閻魔大王の天の門番である。
陰陽五行の巳(み)が巽(たつみ)に絡みつくのも、蛇が木の気を知っているから
であるといわれ、木はイエス・キリストでもある。
(※ カバラ図の中にいる三匹の蛇も似たような意味を持っている。)
平安時代に藤原不比等(ふひと)の一族が日本の実権を握らんとした時に渦巻いて
いたものは、伊尹(これただ)、兼通(かねみち)、兼家(かねいえ)の出世争いが、
源氏と平氏を頼みとしたところに綱引きがあり、これを朝廷たち貴族の派閥争いが
悪態を増長(ぞうちょう)させたところにある。そして、今の時代もそういった
権力争いは蠢(うごめ)いている。
今の国家秘密法案にしてもそうである。
裏側を見えないようにバリアーを張り、格差社会を捏造しているのが今の日本の国家
の姿である。そんな裏の顔を持つ者たちが国を動かしているのだから、栄える筈もない。
策は策をもって封じるのが陰陽師であり、私も陰陽師のはしくれなら、真の国家安泰の
ために情報にうとい国民に変わり、人の世はこうであるとしたものを、我々のルーツを
語る上で感じとってもらいたい。
古から天皇ならびに朝廷を支えた陰陽師は、ある時期を境に地下に潜(もぐ)り、
世が必要とされるまで姿はあらわさない。
だが、その時はスグそこまで来ているのかも知れない。
日々の馴れ合いを正し、人間は生まれたら死に、そしてまた生まれ変わる。
これが真の信仰であり、人間はそのために善の嵐で悪を打たなければならない
というのが、天が教える河図洛書(かとらくしょ)である。
河図は55、洛書は45をもって数の論理を教えるが、天の気は地の気と交わり竜と
なすゆえに、巽(たつみ)から乾(いぬい)に向かうものを人間は儒(じゅ)として
学ぶ必要があるのだ。
天が地球に人間を作った理由は、左右から蛇が頭を上げたように見えるのが人であり、
これに天地の二が、被(かぶ)さればすなわち「天」となり、人も天であるということを
教え学ばせるためである。
物質欲、出世欲に囚(とら)われ、人間の本質を見失わないがためにも、多くの方々に
「陰陽師」を読んで頂きたいと心から願ってやみません。
そして次元の高い魂は、人間が求めなければならない道(知識)であり、真に山に登る
には近道はないのだということを知って頂きたく思う。
≪追記≫
この書の中で陰陽師が扱う六壬(りくじん)の話も出て来るが、
六壬、四柱推命、そしてカバラなどにも興味があるという方は、
『必見!遂にベールを脱いだ四柱推命の奥義 歴史検証』シリーズをお読み頂きたい。
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〜歴史検証シリーズは各750円〜
少し長くなりましたが、
現役の陰陽師MASATOKIが書いた渾身の書となっています。
是非、みなさんにも読んで頂きたくおもいます。
陰陽師購入先:http://www.amazon.co.jp/dp/B00MTW6MHM
販売価格:1,250円
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