投稿をするかどうかを迷った末、
陰陽師という責務を感じただけに六壬(りくじん)の真髄で神の告(シグナル)を
追ってみた。
そして、日本はどうなろうとしているのか、それを政治と列島という概念のテーマとし
斬らしてもらうことにした。
当日の干支、時刻は妨害殺からスタートしており、
六壬は四課と三伝の五行相克で見るものだが、天文を鑑定する時は、
タロットでもそうだが、定義づけというものがが必要となる。
これは奥義の一つといっても過言ではない。
そして、この卦が悲惨であるのはいうまでもないが、
六壬では自然災害は、人間と天(山)と見なすのであれば、一課と二課を上(目的)
と見る。
そうであるなら、三課と四課は登山となり、ここを人間達と見ると、当然のことながら
その逆である三課は目的の地と見なし、これらを同時進行で考えなければならない。
同時進行とは三課が家族でもあり、一課は政府ということにもなる。
通常の易断は一課三課の相性が三伝干支のどの12神将にあるかを、判断し、
その中伝がその後の経過となる。そして末伝が医者であり救出する者と見る。
そこから察するにズバリ、一課二課に二課からの剋が勾陳午(うま)に臨み、
日干日支を剋し、三課と四課剋は三課が重審課となり、玄武亥(い)にありて
一課三課はこれまた妨害殺にある。
また、四課に白虎酉は二課から火剋金を受け、一課地盤の寄宮には戌がある。
これは一課上神の天空の申から、申酉戌と循環すると、その時に三課上神(亥)に
マンホールの蓋をあけてしまう図となり、ここから詳細に類神をあてはめ、特別に
一課と二課だけから三伝というものを出すなら、変則的に三伝は 勾陳午、朱雀辰、
貴人寅となり、午は火であり辰は墓神であり、寅は劫殺にある。
そして四課全体からみると、三課を初伝とした玄武亥、白虎酉、青龍未が正式と
なっており、これらはどちらも間伝格である。
すなわち亥(い)は血光、酉(とり)には大殺、未(ひつじ)には生殺、賊神が
オンパレードしているのだ。
三課と四課の間にも戌が挟まれおり、戌は遊殺にある。
また一課と二課の間には未だが、この未には天車が入り、戌は天目という類神が、
メイソンの目のように見張っている。
さらに説明を加えるのなら、戌とは信仰を疎かにするなを警告し、政府は悪徳に走るな
というメッセージが浮かび上がるのだ。つまり、国民は真実を貪欲に知れということである。
多くの方が突然の悲劇に見舞われたこと、心からお悔やみを申しあげます。
そして、日本の誇りは救助にあたった自衛隊、消防、警察のスペシャリストの方たちに
敬意を表したいと存じます。
ちなみに、六壬と書いて「リクジン」と読み、これは四柱推命の奥義でもあります。
なぜ、四柱推命の基本が六壬と関係あるかと申しますと、それは類神を謎れるからです。
先の鑑定解説に戻りますが、丑(うし)日の鑑定だとするならば、丑巳酉は十字架の
ように西に向かった十字架となり、この十字架は正三角形になります。
しかし、その西をつぶすのが寅(とら)であり、それが「劫殺」という訳です。
なぜなら西の始まりは、すなわち時計の針で8時を指すからです。
当然、寅とは2時を指しており、申と寅は冲といい、申は金で寅は木ですから、
金剋木においては四柱推命を併用すればいいという訳です。
また27日とう暦上の辛丑断は、時計の針で子の位置が辛の鍵となり、辛(かのと)は
陰日ですから時計を逆回転する8時は5番目になります。そうなると、四柱推命では
帝旺となるのです。
ここに暗黒の天空が座するというのが陰陽術という訳です。
三課が地盤より下剋上すると、そこに玄武の亥を噴き出すというか、
一月からの兆候が、いや昨年11月、または7年前からマグマが溜まりつつあったこと。
そして、天剛神は午の仲神にいますから、まだ噴火しきれていないということも分かり、
今後の動きに十分注意する必要があるのです。
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